EMDRによるトラウマ・ケアを開始します。<2023年4月27日のお知らせ>

当院では、PTSDや適応障害でのフラッシュ・バック体験で、患者さんが苛まれている事に対し、SSRIや漢方の薬物療法により、フラッシュバック現象を緩和すると共に、臨床心理士が行うEMDRにより、フラッシュバック現象を緩和し、トラウマケアを行う事を、2023年5月から、開始します。EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing)<眼球運動による脱感作と再処理法>は、臨床心理士と患者さんが良好で安心できる関係を築いた後、少しずつフラッシュバック現象・外傷体験を臨床心理士の前で、思い出して貰い、臨床心理士の「私の手指の動きを目で追って下さい」という教示により、目で臨床心理士の手指の動きを追って頂くもので、日本EMDR学会によれば、PTSDのフラッシュバック体験に、エビデンスのある治療法とされています。具体的には、Webで、<EMDR、心理オフィスK>と検索して頂くと、EMDRの実例がYou Tubeで2本収録されており、動画でどういうものか判ります。USAでの例と日本での例で、後者はかつて、NHKドキュメンタリーに収録された貴重な動画が提供されています。EMDRによるトラウマケアにご興味がある方は、当院までお電話で問い合わせて下さい。